なんだか最近、膣の締まりが悪いような気が…という悩みを抱えてはいませんか？
・お風呂から上がったあとに膣からドバっとお湯が出てきた
・くしゃみの拍子に尿が漏れてしまった
・尿を途中で止められない
・セックスの時にパートナーに指摘された
・セックス時、感度が下がった気がする
・座ったときやセックスの際におならのような音が鳴ってしまった
・タンポンが緩く下がってきてしまう
これらの症状がある場合、それは膣のゆるみによるものであることの可能性が高いです。
私たちのからだは生活環境の変化、出産、加齢など、様々な要因で日々変化しています。
からだの健康状態によって顔やからだがたるんだり、肌の状態が変化したりするように、膣もまた影響を受け、変化しています。
そしてスキンケアをするように、膣もまた正しいケアが必要なのです。
膣がゆるむ原因や予防、改善策を探っていきましょう。
からだに対し不安を感じた際にはその症状の原因を理解することは重要な第一歩です。
一般的に、膣のゆるみは出産、加齢、生活習慣の変化などが引き起こしている場合が多いです。
妊娠と分娩：妊娠、そして出産の過程で膣に負担がかかり、膣の筋肉や組織が伸びたり緩んだりすることがあります。特に複数回の自然分娩が行われると、膣の緩みが生じることがあります。
加齢：年齢を重ねていくことで筋肉が衰えることは自然なことですが、膣もまた大部分が筋肉で構成されているため、年齢とともに筋肉や組織の弾力性が低下し、膣が緩むことがあります。
体重変化：急激な体重増加や減少が、膣に負担をかけて緩みを引き起こすことがあります。
健康状態：慢性的な便秘や咳、喫煙などが、膣の周りにある骨盤底筋（恥骨直下筋や膣筋）を弱めて膣の緩みを引き起こすことがあります。
またこのほかにも実際には膣がゆるんでいないのにゆるんでいると感じてしまう場合もあります。
骨盤底筋の収縮が強い：ゆるんでいるどころか逆に無意識の強い緊張などによって強く収縮しすぎてしまい、筋肉がうまく動かず膣の締まりが悪い、と感じてしまう場合があります。
粘膜の衰え：膣周辺の筋肉には問題がなく、膣の粘膜が衰えている場合もあります。粘膜が不十分な状態だとゆるく感じることがあります。
デメリットとしては以下のようなものがあります。
・入浴やプールを終えた後、着替えてから水が出てきてしまう
・膀胱、子宮、直腸などの支えが不足し尿漏れを起こしてしまう
・性的満足度の低下、オーガズムが難しくなる
また膣のゆるみが進行することで子宮が正常な位置から脱垂する「子宮脱垂」を引き起こしたり、「子宮内膜症」の症状を悪化させる可能性もあります。
そして日常生活などへの影響もさることながら、このような症状の影響によって引き起こされる可能性があり、深刻なのが「自信の低下」「心理的なストレス」です。
このような精神的な負荷はからだに現れる症状以上に影響が大きい場合もあり、自己評価の低下などによってパートナーシップや対人関係への影響もはかりしれません。
では実際にこの膣のゆるみを改善、または予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
食事の内容を変えたり、禁煙、定期的な運動を行う、などそれぞれの症状、原因によって改善へのアプローチも様々ではありますが、最も多くの原因となっているのが膣の筋肉の衰えであることが多いため、「膣トレーニング」を行うことがとても重要だと考えられています。
膣トレーニングは膣の周りにある骨盤底筋を鍛えるエクササイズのことをいいます。
骨盤底筋群は骨盤の底に位置する筋肉のグループであり、膣や直腸をサポートし、尿道や肛門の機能を制御する役割を果たしています。これらの筋肉を強化することで、膣の緊張感を増し、膣のゆるみを予防・改善する助けとなります。
基本的な膣トレーニングの手順をご紹介します。
ステップ１: リラックスした状態で始める
快適な場所で座り、深呼吸を行いながらリラックスした状態になりましょう。
ステップ２: 筋肉を意識する
膣の周りの筋肉を意識し、ゆっくりと収縮させるイメージを持ちます。この収縮を数回行ってみてください。
ステップ３: 筋肉を強化する
収縮したままの状態を保ち、数秒間キープします。その後、ゆっくりと筋肉を緩めます。この収縮と緩めを数回繰り返します。
ステップ４: 定期的なトレーニング
上記のトレーニングを日常的に行い、徐々に収縮時間を長くしていくことで、膣の筋肉を強化していきます。
膣トレーニングにおいて大切なのは、正しいフォームで継続的に行うことです。
自分自身で行う場合は正しく出来ていない場合も多いため、専門家のアドバイスを受けることや、膣トレーニングをサポートするグッズなどを利用することで効果的に行うことが出来るでしょう。
性の悩みは自己肯定感や自信とも深く結びつくとても重要なことです。
ストレス解消やリラックスのためのセルフプレジャー、パートナーとの充実したセックスライフ、こうしたことのひとつひとつを通して自己評価や性的満足度をあげていくことが私たちを満ち足りた豊かな生活へと導きます。
膣がゆるいと感じた時や指摘された際に勘違いしてほしくないことがあります。
それはセックスやセルフプレジャーの頻度によって膣はゆるむという認識は間違いだということです。
極端に大きなサイズのものを挿入する、など過度なプレイでなく普通にセックスを行う分には経験人数や回数によって膣はゆるみません。オーガズムを経験した女性の膣は筋肉が収縮をするため、しなやかになり、人によっては自身で意識的に動かすことが出来る様になったりもします。
通常の膣の収縮でパートナーが射精できなかったりする場合にはマスターベーションなどで強い刺激に慣れてしまっている可能性もあります。
しっかりとパートナーとお互いに話し合えるのが理想的ですね。
膣トレーニングを効果的に行い、心地の良い健やかな生活を送りましょう。
WOMB LABOは、あなたの悩みを理解し、専門的な製品と情報を提供しています。
膣トレーニングや、セルフプレジャーの方法、サポートまで、あなたのニーズに合わせたソリューションを見つけてみませんか？
我々と一緒に、女性として、より健やかで充実した毎日を手に入れましょう。
最新情報をお届け
メールマガジンの登録はこちら
